●水晶ドーム玉虫ペンダント
複雑なカットを施された水晶のドームには、玉虫の羽とダイヤが収められている。
このK18のペンダントは、楕円のドーム状の水晶で、羽とダイヤを覆うようにセッティングした。羽とダイヤが水晶のドームに守られている構造である。
水晶の表面には切子が彫られ、内側の凹面には水の泡をイメージした円形の窪みが彫刻してある。複雑なカットの反射で、玉虫色がいつも以上にに輝いている。
今回の水晶は、古くからの友人で腕のいい研磨師に依頼した。
的確なカットにより、ドームのレンズ効果で中の羽もダイヤも、かなり拡大され大きく見えるという、お得な設計になっているが、それは裏面からの写真で確認してほしい。
凸レンズの屈折率の関係から、水晶の裏側の周辺部が表からは見えない利点もある。
正面から石枠が見えないのが、その効果である。
縦44mm×横23mm×高さ13mm